※注意! この情報は2/21現在から見て古く、論理の加筆修正が行われるべき内容です。原稿のため記載の時間が取れていませんが後ほど情報の更新を行いますのでおまちください
ビナの気持ちが軽いって思われてる現象が出て、そこは明らかにライターの筆力不足だったので、無粋ですが下に書き加えておきますね。
もう「恋人」の運命の先にあるみたいです。クリーヴも(私はペルクリ勢なので…)もルースタンも、そしてお互いにとってのビナもンドロネちゃんも。恋人のアルカナの元ネタのロミジュリで考えるなら、仮死毒薬(ドトレ)の仮の死(月の裏)、毒薬の死(ドトレ)、そして短剣で……はなかったけど、自死(新生のための死)。
本来ならここまでが恋人の運命。ここから先は月のアルカナを持つ女神様だけの特権、月の前では全ての運命の暗示もただの欺瞞に過ぎないから、自分で運命を切り開いていける。ビナだからこそ、「恋人」の運命の先に行き着ける。
運命の輪のアルカナもぜひ、読んでくださいね。
ではまず、密合とは。
三は表象、四は本質 外ふたつを重ね合わせた七 重なり合いの過程を密合と呼ぶ 媒体における両者の結合は、まるで愛し合う者たちの婚約のようだから。
化学の婚礼、元素の密合
「恋人」のアルカナ。
愛、あるいは愛の象徴である融合と分離。俗世の言葉では描き得ない、この大いなる秘儀を ただ「恋人」と名付けよう。新生と魂の交わる喜び、 断絶を運命づけられた出会い。 されば―― 踊ろう、踊ろう、 我だけの「恋人」よ。 永遠に分かたれぬ「半身」よ。 共に笑った幾千の過去のために、 叶わずとも願った、もう訪れない明日のために。踊ろう、踊ろう、 吹雪と苦難、最後の秘密の婚礼をも越えて。 「死」さえも我らを分かつことはできない。
これはゲーム内のテキストです。
「恋人」のアルカナを見た時からずっと今の光景を知ってたし、その上で「月」のアルカナを信じてたから。今も二人のことに関しては、何も不安に思ってない。信じあってる二人を信じてるから。
それで、ビナを3って言っていいのか、クーヴァキって4(3の4、4循環)だから自信なかったんです。
そしてンドロネちゃんはジェイコブの錬金術を経由してアランが生み出した成り立ちを考えると4循環だけど、こないだ本編の更新を見るまで推測でしかなかったし。
だからずっとアルカナの「恋人」と密合が二人の描写のどこに当てはまるのか、探してたんですが、今回の短冊公開で3の文字を付けてくれて密合とアルカナが結びついてしまった形です。
「三相月臨」
クーヴァキとアビスは対生成の関係。
クーヴァキは岩雷草の反応、アビスが炎雷氷(アビスにいますよね。それにペルヴェちゃんとかも炎元素ですし)。
三は表象、四は本質になぞらえると、水元素が本質で両対応、雷が表象側で両対応して四循環してるとして。風、風、風 いや……密合の結果生まれるものだったとしても、扱いが他とは……っていうのはありますけれど、置いておいて。
人体錬成の錬金術(の神秘の不足をアランが技術でカバーしてた大天才ということだと思うんですが)の4循環は……サンドローネちゃんですし、マリアンの言葉を当てはめると。
自分の魂、記憶、人格、自分だけの願い。
魂は新しく芽吹いた生命を材料に(水仙十字任務完了後真の安眠の地に戻ると「希望」は良いよねってアチーブメントとともに生えてるたんぽぽみたいなやつ、新しく生まれた生命)。
人格はその新生で生まれたもの。
自分だけの願いは生きてる中で生まれるもの(ビナの理想を実現する願い)。
そうしてそこに、3に影響を与えられる月の女神さま。
4循環の4番目を埋めることができる。
残ったのは、記憶……となると、クーヴァキには記憶をのせる力もありますし、ここにコロンビーナちゃんが当てはまることはできるのかなって。べつに、貴方の願いなんて叶えてあげるつもりはないわ(ナド・クライ魔神任務終了後コロサン総評)で書いた通りの流れだとして、材料は全て揃ってるように思えます。
記憶の引き継ぎはなくっても、コロンビーナちゃんとの思い出は大丈夫そう。あ……なんか鳴潮でも月で最近そんなシチュエーションを……なにか元ネタあるのかな……(ユーノちゃん……)。
そして、密合の事を考えると二人は反対側じゃないといけないけど、月反応起こせる両対応してるのは一つあって。
それが雷です。ただアビス由来なのが……ちょっと心配……と思ったけどそもそもジェイコブは教団に属さずに錬金でアビスを使ってあそこの領域にたどり着いて、その技術でアランはンドロネちゃん作ってるんだからまあ変な心配はしなくていいかと。
そしてその点でも、月と反応できるのに由来が違うから密合できてる状況は整っていて、ピッタリと当てはまる。
新生の条件がきれいに整っているし、コロサンちゃん好きの人達にとっても悪くない結末だし。周りがどう思うかなんてどうでもよくって、二人は間違いなく幸せになれる。「月のアルカナ」の持ち主だから、月で密合を起こせるからこそ、死すら二人を分かつことは、できないので。
以下、ビナの解説です。
まずパイモン、旅人がいなくなって、泣きじゃくって、皆に泣いていいのよって描写が強調されてます、すごく素敵なことです。
そこで「子どもみたいに、大人でも」っていうニュアンスが……そこのスクショは取ってないのですけど、ヤフォダちゃんとかファルカさん辺りで含まれてましたよね?
それは「少女」ではなくなって「大人」に、「コロンビーナ・ハイポセレニア」に新生したことの表現のための、対比表現です。
月からテイワットに帰ってきたコロンビーナは目を開いていて、サンドローネは目を瞑っていて。
目で見れているのにコロンビーナは、自分を連れ戻してくれた皆のために、皆では敵わないドットーレと相対するために、そちらだけを向いています。
「目の前の戦いに集中して」
目を逸らしながら戦って勝てる相手ではないから。「コロンビーナが」こちらにそう、投げかけてくる。
クーヴァキで感じ取れてるのに、一番見たいものはサンドローネなのに、自分がしくじって台無しにするわけにはいかないから、見ない。
サンドローネがどういうかなんて分かりきっているし彼女の成功を無碍になんてできないから、見ない。
倒し終わった後にすぐ駆けつけて、もちろん思うところもありますけれど、感情が表現される前に、暗転。
恐らく彼女は人前で、悲しい表情を見せてなんか……察せられる程度に、おさえてる。
以下一定区間、ライターの駄目な描写に含まれるコロンビーナの心理描写です。
実際私みたいにその裏にある感情が読めてたらビナが大人な振る舞いをしてたのは分かってものすごく心が苦しくなったからいい表現として伝わるけど、 書き手のやりたいことを理解した上で。
その後の展開でコロンビーナの描写まで、読者が一番見たい内容を考えると。
間を取りすぎ、その尺で入れる必要のないくだりを入れすぎ、対比を出すためなんだろうけど情報量や他のキャラのサンドローネちゃんに対しての感情を削ぎすぎていれるべきものを入れてない、読後に影響する締めに、これは二人の物語のゲームじゃないからしかたないとはいえ演出を入れたことで気持ちが分散する。 リアリティを描写しようとして二人の気持ち以外リアリティに欠ける。これらが起こっています。
まずエピソードの数が多い。時間が経ったことを表現する描写にしても、移動を挟む数が多い。アルレッキーノ、放浪者の会話だけでも良いんでしょうが、それだけだと一つの大きな作品でキャラゲーな以上、他の人たちの反応が映らないから。ナドクライの結束の集まりの会話は……本編として含めるべきかも知れませんが、読者の読みたい内容のことを考えると、後日談として世界任務に分けても問題ないと思われます。そしてせっかくそこまでして他の登場人物を喋らせているのに、時間が経って、一番悲しんでいるのはコロンビーナ、っていう描写をしたかったんでしょうけれど、ここが問題で。
「She…spent a long time with Sandrone’s body, saying her goodbyes…」
が英語。
「そしてサンドローネと長い時間をかけて分かれを――」
日本語は、こう。
これがかなり、よくない。
ペルヴェーレちゃんとの台詞です。
英語は非常に感情が伝わってきます。
サンドローネの身体、ボディに、「さようなら」って。
祈月の夜に「また会いたくなる(I’ll miss you)」が恋人としての分かれの言葉なら、その後に「さようなら(Good bye)」は他の友達にも言った言葉で。サンドローネの「私も……(I’ll miss you too…)」が聞けてなかったのと状況的に、「さようなら」を良い続けながら、「一緒に(with)」長い時間を過ごしたんです。「サンドローネと」ではなく、「君と共に」の重要調度品があるんですから、「サンドローネと共に」じゃないと訳はおかしいでしょう。
これが、私達の知る事ができる、2つの内の1つの、コロンビーナの感情です。後は、月の裏側に隠してることが、彼女の本心で。人に見せないように取り繕っています。
駄目でしょう、ここでしかコロンビーナの感情がわからないのに個々の表現を弱くしたら。
そしてコロンビーナが大人として振る舞ってる描写として、その直後に。
「But Columbina surprised me — she offered me some words of comfort before I departed. Despite being grief-stricken herself, she showed an awareness of the feelings of others around her.」
を入れます。
「だが意外にも、コロンビーナはさり際に私を慰めてくれた。いつの間にか…悲しみの中にいながらも、他人の気持ちを思いやれるようになっていたとはね。」
これも弱い。そもそも文章っていうのは前後で相互作用を与えるもので、前の文章が弱くなってしまったらこっちの文章の印象も残りません。「悲しみに暮れる」の方がずっと悲しんでることが伝わりますし、その中でも他人を、という文脈なのに「…」だけの間なのが、前の文章が弱くなってるのを補えるだけの言葉の深みになってません。これじゃコロンビーナが無理して周りを気遣ってる、本当はしんどいけど気遣ってくれてる、っていう描写としては、あまりにパンチが弱くって。二人のことをよく知ってる人間以外に、つまりは色々な要素を読み込まずに読んでる人にとってはあまりに印象に残りません。
そして対比させるとは言っても、時間が経っていると言っても、今回の成功の立役者はサンドローネであって読み手はそこが一番気になっているのだから、間に話題を挟みすぎて冗長になっていたり、そして何より、アルレッキーノ以外の言葉がものすごく弱くて淡白に感じさせすぎてて人間味がない。大人になったビナのリアリティを描写しようとして、二人の気持ち以外リアリティに欠けるんです。もっと思う所、誰しもあるはずなのに。
そして、コロンビーナに会います。旅人との約束を守る。この件を片付ける。これはコロンビーナのなすべきこと。もう分かれを済ませた後でやらないといけないことがあるから、やらないといけないことを済まそうとしてる。サンドローネのことは話しません。サンドローネのことを話すと、きっと弱いところを見せることになるから。一番読み手が見たい反応を見せません。だって本当に大事な想いは簡単に人に話すものじゃないから。これは「恋物語」の貝木泥舟からの受け売りですけど。実際ライターはそう考えてるのだと思います。だって、もう「恋人」っていうのが結びつくだけのテキスト描写がなされているのに、全部読者の読み方に委ねる環境ストーリーテリングで表現しているのだから。ビナの気持ちが感じられる場所がいくつかあります。
「月にはどんな物語が隠されてるのかな?」
「良い結末の物語だといいけど」(蛍)
「そんな物語はないよ。」
「……良い結末じゃないってこと?」
「結末なんてない」
これは、本音が漏れ出てる瞬間。こんなあたり方をしなくていいのに、感情のコントロールが上手になってきてるのに(あ……目を開いてる人が新生と死で入れ替わったのと同じで、ただ大人になっただけじゃなくってサンドローネを見習って……)、この瞬間は、つい、抑えがきかなくて、自分の後ろ髪を引かれてる内容を想って、言葉が強くなってる。
歩いていく中で。踏み入れる前に私は3分くらい止まってしまいましたけれど。
「それから……サンドローネは……」
二行、言葉少なに触れた後。彼女の真横に立った時に。
「もう一度…彼女と話がしたい…たとえどんな悪態をつかれても…」
向き直って、進んで。
話したのは、たったこの三行。これが彼女の本心です。
この後に旅人のことを話すのが、本心を隠してやるべきことに戻るようで、切ない。旅人が宇宙船の中を見に行ってる間も、もちろんプライベートなことだから関与しないのは当然として。一人で宇宙からテイワットを見つめる彼女の気持ちを思うと。
そして、ずっと本心を隠してるビナからの、旅人への自発的な問いかけ。
「姿が変わったからって、違うものになるわけじゃないと思う?もし…この先の「真実」がキミの想像と違っても。」
「分からないけど…うん、きっと変わらないと思う。私にとってテイワットでいちばん大切なのは…真相なんかじゃない」
この後、ただ微笑んで。
「テイワットに生まれた頃、私は「家」を切望してた…」
「まだ何もわかってないときに何かを手に入れると、それが当たりまえのものだと思い込んでしまうものなんだね…」
この後「家」の話をしますけれど。まだ何も分かってないときに手に入れてた何かで、返ってこないものがある彼女は、どんな気持ちでこの言葉を発していたんでしょうか。本心を大きな話題に埋もれさせてるみたい。
以上ですが、コロンビーナは本当に、サンドローネに対して軽い気持ちでいるでしょうか?
恋物語の貝木の台詞で終えておきます。
願い事っていうのは、しかし人に言ってしまった瞬間叶わなくなってしまったりするよな?初詣とかじゃな、自分の願い事は他の人には教えないものなんだよ。言ったら願いが叶わなくなるつってな。
言葉なんて信用ならないからだろう。口に出して誰かに逝ってしまった瞬間にそれは気持ちとはすれ違う。言葉なんてのは全部嘘で全部ペテンだ。
どんな真実だろうと語った瞬間に脚色が入る。あるように、ただあるように願いたければ、ただ願いたいのならその願いを決して口に出しちゃあいけないのさ。そうだな。だから、だからその願いはかなわない。
お前がそんな願いをしゃべり続けたから、もうその願いを叶えることはできない。
そんな理由で、ねぇ。じゃあお前、どんな理由なら、神様を辞められるんだ?
誰に話を聞いてもよ、戦場ヶ原から聞いても、羽川から聞いても、両親から話を聞いてさえ、お前があんな趣味を持っているだなんて情報はなかった。
そこまでお前はかたくなにあれらの恥ずかしい創作物を隠しきったんだ。
お前は誰にも言わなかった。
それはつまり、おまえにとってそれが本当の夢だからだろう。
本当の願い事は他人にも、神様にも言うもんじゃないからな。
